金珍玉日記

世の中には麻辣珍宝麺というものも存在するみたいなので世の中は広いと思います。

偏差値の求め方なんて習わなかったけど、皆知ってんの?常識なの?

俺が学生のころは偏差値の求め方なんて知らなかったから、偏差値なんか聞いても「高ければ高いほどいいんでしょ、ふーん」ぐらいの感覚しかなかった。

で、最近偏差値の求め方やら考え方を知って目から鱗が5枚ぐらいはがれたので記載しておく。備忘録だ。

 

偏差値=50+標準偏差(SD)×10

 

なので、例えば英語のテストで偏差値60をとった場合、

 

60=50+SD*10

 

だから、SDは1になる。つまり標準偏差(SD)は1。

 

標準偏差1の人が上位何パーセントに入っているかというのは正規分布表というのを使って割り出すことが可能。正規分布表はここを見る。

 

標準正規分布表

 

これを見て、Z(これが標準偏差ね)が1.0のところを見てみると、「.3413」になってる。

この表は0はじまりになってるから+0.5して100をかけると下から数えたパーセンテージに、100からその数字を引くと、上位何パーセントに入っているのかがわかる。

 

つまり、【100-(0.3413+0.5)*100=約16】なので、偏差値60の人は上位16%に入っているぐらいの実力ですよ、ってことになる。

 

これで計算すると、

 

偏差値70:上位2%

偏差値65:上位7%

偏差値60:上位16%

偏差値55:上位31%

偏差値50:上位50% ⇒ ここがちょうど真ん中

偏差値45:下位31%

偏差値40:下位16%

偏差値35:下位7%

偏差値30:下位2%

 

ぐらいになる。

偏差値75とかだと、上位0.62%ぐらいの計算になったりして、オイオイ昔見た大学入試の時の某大学の某学部なんてそれぐらいあった気がするんだけど何それルパン状態。

 

って計算の仕方を大人になってから知ったんだけどさ、こんなの子供しらねぇよな。自分の順位や実力の見方もわからないような指標もらったって、うれしくともなんともねーし、使いようもないんじゃねーの。わざわざ変なフィルタかけて思いやる必要なんてないよ。

 

そして、フィルタかけるんだったらフィルタの解除の仕方ぐらい教えてやれ、と思う。

 

この本で知ったんだけど、わかりやすくて良かった。俺はこの本好き。

マンガでわかる統計学 素朴な疑問からゆる?く解説 (サイエンス・アイ新書)

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