【読了】もやしもん １２【なんか人生論】
なんか今回は発酵話と見せかけつつ、人生論バリバリな感じでとても大好きでした。
色々好きだったところはあるんですが。2つほど。
転機ってのは俺が思うに例えば
偉くなったやつとかがテメーのことを振り返って語るときに使う言葉と思うんだ。
要は後付けなんだよ。
実は毎日ってのはつながってっからいきなり変わったりしないよ。
だからそんなの待たなくても
いつだってやりたいことやりゃいいと俺は思うよ。
変わろうと思ったら、自分から動かないとダメだよなーとか。
歳とると、その自分から動くことがなかなかできないよなーとか思ってしまう。
そういえばあたしは20歳になったら大人の仲間入りするんだと思ってたけど、相変わらず大人はハタチなんて鼻であしらって子ども扱い。
特にあたしなんかはさ、30になってもそうなのかなァとか思っちゃうよ。30どころか40になっても一緒だぞ。
こんなオヤジでも上からはガキ扱いだよ。
お前ら位の歳なら子供ぶることもできるがオッサンは逃げ場なしだよ。じゃぁな。
オッサン、本当子供のまま歳だけとってしまっている感じで日々生活しているのでまさにこれ。
オッサンは毎日逃げ場がないから、下手打って攻撃されないようにギッチギチにフルアーマー着込んで戦うしかないんだよなぁと思ったりすることもあるよね。
別にこれに関してはどうしようもない。
どうにもならないので、
日々昨日よりもマシな人間になれるように少しでも努力していくしかない訳なのではあるけれども、そうやって努力した結果はどうやって世界に残っていくのだろう。
子供を作らないと決めている人間にとって、それはどうやってなすべきものなのだろうとか、最近すごく考えてしまう。
すべて無駄だとは思いたくはないよね。
なんか11巻ぐらいまでのもやしもんは中だるみ感強烈で、ちょっと嫌いだったんだけど、12巻から一気に盛り返してきた感ある。俺は好き。
なんか発酵話とストーリーが割と乖離してきた感はあるけどなー。
でも好きです。
続けて13巻は限定版を買ってあるので、読むのが楽しみであります。
