わかりやすい説明とはなんぞや
なぜWikipediaの説明はわかりくいのか(数学とか) - 大人になってからの再学習 より。
子供との会話の中で
「のこぎりってなあに?」
と質問されたら
「木を切る道具だよ。」
と、答えるだろう。
そして子供は納得し、さらに
「どうやって使うの?」
と質問することだろう。
「こうやって使うんだよ。」
と、身振り手振りで説明すれば、子供なりに「のこぎりとは何か」を理解するだろう。
つまり、我々は、知らない道具を見せられた時に、
「それは何をするための道具なのか?」
ということをまず知りたい。
そしてそれから
「では、どうやって使うのか」
ということを知りたい。
これが一般的な考えだろう。
一方 Wikipediaでは、そもそも「のこぎり」と定義される道具は、どのような性質を備えたものであるかを延々と説明する。
これが、Wikipediaの説明が「わからない」理由だ。
そうそう、こういうこと。今ちょっとした物書きをしてるところなんだけど、本当にそう思う。
全体の構成 → 大項目の簡単な説明、大項目中の見取り図提示 → そこがわかってから中項目以下の解説
こういう風にしてあげないと説明される側も迷子になっちゃうんだよね。俺今どこにいるの?って。Wikipediaは最初からすべての内容をいれこもうとするからわからなくなっちゃうんだよな。イメージもわかないし。
そういえばこの本も良かった。まだ読んでる途中だけど。
目次をコピーしておくとか、すごく自分の仕事に活かせそうな気がする。